5月4日(月)那須往還1日目

曇りのち晴れの天気予報を信じ、1泊2日の予定を1日延ばして2泊3日で脊梁を歩くことに。熊本からなので義実家を9時前にのんびり出発

今回歩いた那須往還は熊本の清和村と宮崎の椎葉村をつなぐ生活路のことで、このあたりはこのような交易路や、林業が盛んだったころの林道が山の奥までのびていて、それのどれもが今は捨て置かれ崩れ朽ちている。脊梁は高い山はないし、山頂の景色が良いわけでもないが、ある種の人々をひき付けるようで、この山域ばっかり歩いている人もいる。熊本日日新聞社発行の『脊梁50名山』というガイドブックもあるくらい。
※1:熊日でもamazonでも取り扱い無しなのにセブンネットでは買えるようです。本当かしらん
※2:全てのルートがちゃんとした登山道というわけでもないし、テープがない道も多い。そもそもアプローチがひどすぎて、普通車ではいけないとこもある
※3:出版当時は歩けたかもしれないが、現在は歩けない道もある
※4:執筆者は某フーコのとーちゃん
※5:ちょこちょこ文学的表現有

那須往還は一番最初に紹介されていて、遠見山から高岳をつなぐ道になっています。というわけで遠見の登山口に出発。のはずだったのですが、ぼんやりとしか調べていなかったので、登山口を間違う。ネットで見たのでは林道が通ったのでアクセスは楽チンのはずだったのに、気づけばダートコースに踏み入れてしまう。普通車で。今までで一番落石どかしをしました。運転は私ではとても無理なので。だって矢筈岳登山口ってしつこく書いてあったんだもの…。
もしこれ見てて、いつか行こうと思っている方は、緑仙峡キャンプ場横からきれいな林道が延びていますのでそちらからどうぞ。んが、こっちも落石有りです。

なんとか1ガリで駐車場に到着。下界では霧雨くらいだったのだけど、小雨になる。昼から晴れの予報を信じレインコートを着込み出発。

今はもう誰も通らないであろう場所に標識。登山口まで車で10分という記載、絶対間違ってると思う。ジムニーで15分というところか?
本当はここまで車でくる予定だったのに。ここまで1時間林道てくてく
ずーっとこんな感じ。遠見山に登った後は、とりあえず今日はピークを踏まないことににし、テン場まで。風が強い場所もあり、横殴りの雨(小雨だけど)にふたりとも黙って歩く。
柳川慕情せんべい休憩。
いつも夫がテントを張るという場所はびっちょり濡れてるし、風も強い。気が重いけどしょうがないね、と思うがとりあえず椎矢峠の先の水場まで水汲みに移動。もっといい場所があるかもしれないしと荷物背負ってきて大正解。三方山越えたあたりから天気がガラッと変わり、下が濡れていない。霧雨交じりの風は吹いているが、ちょうど風が当たらない開けた場所をテン場とする。
高岳登山口で水汲んでるときに、でこぼこの椎矢峠を通りぬけていったジムニーの親子の爆発した笑顔が忘れられない
今回のお宿(翌朝撮影)
今日もカレーですがな

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